青森の旧家が所蔵していたという、襖絵の
もう一対が、イギリス大英博物館に所蔵
されていたというニュースを見かけました。
四季風景を描いたと思われる風景画は、
イギリスには秋冬花鳥図という事ですから
こちらは春夏花鳥図なのでしょう。
いかにも雅な春から夏らしい風景は、
狩野派画家が描いたということで、時代は
元禄(江戸初期)のものとか。
紙と木の文化の日本。
400年もの前のモノが、当時のままに残る
という貴重さが、いかにミラクルに近いか
想像を超えます。
こういうお話が大好きな店長。
かつて一対で描かれ、ワケあって離散。
数百年の時を経て、再び世に出る尊さ。
いつか、並べて観る事が叶えば、眼福なり。