1905年、イギリスのバーミンガム製の刻印のある、幅広のタイプの、おそらくマリッジリングです。表面には手彫りの繊細な薔薇の蔓の様な印象の唐草紋様が全周に彫り込まれ、内側には筆記体で『e i to e g』の彫刻が施されています。おそらくは全体に金メッキが施されたヴェルメイユだったと思われますが、100年以上の時間の中で金色が落ち、下地のシルバーと交わり、金とも銀ともつかない、何とも言えない色合いを魅せています。サイズは15.5と大きい方なので、男性の方にもお勧めですが、幅と厚みがある為、女性の方でも13号のリングサイズが嵌る指の方でしたら、抜け落ち感も無くお使い頂けると思います。紋様が全周に在る為、サイズ直しは不可。内側の最初にリングを造った時の溶接した跡がうっすらとありますが、表には一切響いていません。内側にホールマークを示す4つの刻印があり、内一つはメーカーマークを示すP Bが認められますが、詳しいメーカー名までは不明。重量感もあり、クラシックな趣のあるユニセックスな感じの趣ゆえ、サイズが合えば、男女差無くお使いいただけると思います。
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品番:JZR-136 シルバーマリッジリング価格:¥67,000. (税別 ¥60,910.)制作年代:1905年
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サイズ:
リングサイズ 15.5号 幅7.7mm 厚み最大2.1mm
重量5.5g