おそらくチェコスロバキア、又はフランス製と思われる、ウランガラスを使った葡萄型のペンダントネックレスです。
最小は3.8mm、最大6.5mmの方穴にワイヤーが入ったウランガラスの片穴のビーズを、寄せて捩じりながら葡萄の形に形成し、上に2枚の葡萄の葉を配し、更に小さな葡萄の葉の下に下げているという意匠です。
紫外線の下では、葡萄全体が蛍光色に発光するように輝き、ユニークさを感じます。
当時こうした照明が使われたクラブ等で、フラッパーと呼ばれた女性たちが身に着け、楽しんだ様子が感じられます。
チェーンは細いアヅキで、途中10個の4mmの同色のビーズ(これのみウランではありません)がアクセントで均等に配されています。
経年感はありますが、ビーズにダメージは見られません。
とても状態の良い、そしてコレクタブルな品です。