JYP-110 サフィレット レースピン

おそらくチェコスロバキア製。教会の丸窓のステンドグラスの様な、真鍮メタルで製作されたレース(線状細工)を丸く切り取り、おそらくハンドカットされた鮮やかなサフィレットで縁取った様な印象の、小さなレースピンです。中央の線状細工は、糸の様な細さで、全てにミル打ち紋様が打たれています。そこを囲む様に鮮やかな遊色性が際立つミラーバック無し、ブリリアントカットのサフィレットルースが、4つ爪のある枠にセットされ、4つ毎にアクセントでクリアーのラインストーンが同様の枠にセットされ、サフィレットとは違う色と輝きで、よりブローチの美しさを際立たせています。留め金は古いC型タイプ。針はクラスプにキチンと納まり、ぐらつき等は見られません。経年でメタルのメッキは剥離していますが、サフィレット、ラインストーンにダメージは見られません。大変美しく、そしてコレクタブルな美品です。