おそらくフランス製。ブリリアントカット型のサフィレットガラスルースが使われたデザインペンダントです。バチカン部分はスペード型に象られたフィリグリーと呼ぶ撚り線を巻いて配して形にし、中央にサフィレットルースがセットされています。ワカンを挟んで吊り下げられた下部には、不思議な植物の様な形に撚り線を配して象った所に、小さなガラスパールと大粒のサフィレット、その下に伸びる3つの花弁の様な箇所に極小ガラスパールを爪留めセット。雄しべの様に伸びた5本の線の先に、ワカンをリンクして下がるグラデーションのサフィレットが、コントラストのある色と輝きを魅せながら、ユラユラとそれぞれが揺れる趣向が、大変ユニークです。チェーンは細いバレルタイプのクラスプが付く銀古美色のやや太目アヅキタイプです。経年感はありますが、欠損は見当たりません。バチカンに使用されているサフィレットのみが、ややヴァイオレットベースカラーです。
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品番:JAN-248 フィリグリー&サフィレット ペンダント価格:¥66,000. (税別 ¥60,000.)制作年代:1900年頃
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サイズ:
チェーン全長43㎝
ペンダントヘッド 縦53mm 横21.5mm 厚み10mm(バチカン部分)
サフィレット 直径6.2mm×1 6mm×1 5mm×1 3.8mm×2 3.5mm×2
パール直径2mm×4