素敵なジュエリーコーディネート ~イヤリング編~

余程嫌いというならいざ知らず、装身具を全く着けない生活という選択をされる方は
少ない様に考えます。

多くは10代の後半位から、アクセサリーを自分で選択、購入して身に着けるという
習慣を作る方が多いと思います。

そしてそれは『ファッション』という意図をもってなされることで、着ている服に
合うかどうか、場所や雰囲気などのT.P.O.によるトータルなコーディネートになり、
その方の個性を表して行く事となります。

装身具の種類は実に多岐で、一般にはヘアアクセサリー、イヤリング or ピアス、
ネックレス、ブローチ、ブレスレット、リング、ベルト、シューズクリップ、
アンクレットが今的。

この中で、イヤリングが顔に最も近い装身具ゆえに影響は大きく、似合う
似合わないが比較的ハッキリと分るアイテムとなりますから、選択に一番時間を
かけるべきと考えています。

髪型、髪色、フェイスライン、肌色、耳の大きさ、位置、向き(顔に対して垂直か
沿っているか)、耳たぶの大きさ、etc…100人居れば100人が違う為、当然ですが
それぞれに似合う品は違ってきます。

耳たぶの大きな方は、大型のイヤリング、更に耳たぶが大きく肉厚の方は大型で
ドロップタイプがお似合いとなり、耳たぶの小さな方は耳に付く部分は小さめで、
ドロップタイプで大きく見せるのがお似合いになる傾向、耳が長く、耳たぶが
長い方の場合は沿ったデザインのクレセント型が似合われる様です。

お選びになる時は、出来れば最低でも半身が映る大きな鏡の前で、あらゆる
タイプを試してみて、アップ、俯瞰から眺めたバランスで、最上のモノを選択
されることをお勧めします。

また年齢による差、使える規制は無いと思います。
20代だから早過ぎ、60代だからもうこれは勘違い…が問われるのは、素材に
よってはあるかもしれませんが、これは着ける場所やシーンで判断される事と
考えています。

ピアスの場合、耳に通す針は真っ直ぐか、弓なりのフープ型、イヤリングの
場合は、ネジ式、クリップタイプに分かれますが、これはそれぞれのお好みに
分かれます。
クリップタイプを痛がる方も居られますが、本来全てのクリップタイプは、
強弱付けられるモノ。

理想は、着けている事を忘れていられる程度です。

買われる時、お店の方に調節して頂くのがベストで、それが出来る店で購入
されるのが理想です。

また余談ですが、時々落して片方を失くす方もいて、よく相談を受けますが、
最近では片耳ずつ違うタイプのモノを着けられているケースも増えて来ました。

その着け方もファッションであり、違和感が無ければ、これから先受け入れられて
いく使い方になるでしょう。