ルミエール

~お知らせ~ 13,14日は定休となります。

欧州で造られた装身具を見るとき、造られた当時の光の具合を
思う時があります。

日本は最近こそLEDの発達で、昼光色、電球色が日常に普及
していますが、欧州は北の方ほど電球色が主流。

暖かな光の下で反射する、ダイヤモンドやクリスタルガラスは
その電球の色の下で最も美しく見える様に設計されている様に
考えます。

日本は明るい国、そして瞳の色が濃く、視力が良い人が多い
ような気がします。

故に、見え過ぎてしまうという仇が…。

一律が要求される工業製品を作るときに、それは味方に
なりますが、偶然出来た癖による、でも考えようによっては
美的な見え方が、きちんと出来た品には求められない。

そんなゆらぎの部分を昔の装身具に見る時、なぜか安心して
しまう気持ちが、ふいに湧いたりします。