God Save the Queen 『敬愛』という言葉が、世界で最も当てはまる人の 一人でもあったエリザベス二世が96歳で崩御された というニュースと、イギリスの友人から知らせが 飛び込んで来た早朝。 人はいつか、この現世から去る宿命ですが、 この女王だけ…続きを読む
ダイヤモンドピンキー 角型グレーのローズカットダイヤモンドを入手。 半年手の上で転がして、ようやくピンキーリングへ 仕立てる事に。 18金をたっぷり目に使い、全体は艶消し、淵には 見えるか見えないか程度のミル打ちを。 腕の部分は下になるほど太…続きを読む
伯爵夫人の百合 いつの世も、セレブが纏う衣装や装身具が注目されて 流行の起源となるよう。 100年前、ベル・エポックのパリを社交界の名花として 生きたマリー・アナトール・ルイーズ・エリザベス・ グレフュール伯爵夫人。 18歳という齢で結…続きを読む
知的な秋の始まり 猛暑の日々、汗だくの季節も過ぎて、考える 時間を持つにはモッテコイの、季節が近づいて います。 夏の終わり頃になると、部屋のインテリアを 替える様に、秋冬の装身具のしつらえを考える 方も多く、多くの組み合わせを楽しむ方が…続きを読む
幸運キャッツ・アイ 今年店長が入手したクリソベリル、キャッツ アイのルースを使った、久々オーダーリング。 ご希望デザインが決まっているのはラクチンで 後は形にするのみ。 そうして出来たシンプルリングは、オーダー ならでは、18金をたっぷり6…続きを読む
ブレスレット 暖かさと共に、腕回りの露出度が上がり、人気が 出て来るブレスレット。 誕生した昔は、実は両腕に着けるのが当たり前で あったという事実を知る方は少ないかも。 上二枚の画像は、15世紀と18世紀の肖像画で、 未だこの時代はし…続きを読む
アールデコ、その面白さ 20世紀に入って少し、1920年代になると、大衆を 相手にしたあらゆる製品が、工業化という名の元に 多くがスピーディーに造られ、席巻しました。 それは装身具の世界にも影響を与え、それまでは 一部の特権階級の為の品であった…続きを読む
アコヤパール コロナのせいかは判りませんが、装身具の 装いが少しだけトラディショナルに戻って いるような気がします。 基本になるような、真珠のネックレも その一つで、当たり前の丸珠ネックレスに お呼びがかかることの多いこの頃。 画像は…続きを読む
てんねんちゃん 現行品ですが面白いと思ったので、つい手にして しまったのが、あこや貝の中で無核で成長して 養殖真珠を取り出す、浜上げの時に見つけられ、 一緒に取り出された天然真珠。 色も形も大きさもバラバラのバロックですが、 独特の風情…続きを読む