ポンペイ展にて展示されている出土品は、
ほとんどが現地のナポリの考古学博物館に
収蔵されているもの。
随分前にこの博物館に行った店長は、展示
内容に大絶賛。
その頃夢中だった、ハンドメイドの人頭の
ガラスビーズも見たかったのですが、
遠征先で戦うアレクサンダー大王のイケメン
モザイク画にもホレボレ。
僅かな3日の滞在に、2回訪れた記憶があります。
その中で、一番惚れ込み「連れて帰りたい!」と
願った程の物は画像の彫塑。
『踊り子』と名付けられた女性の彫塑で、
本当は五人組。
ブロンズ製で、紀元前~期限後前後の作で、
おそらくポンペイの金持ちの家の庭に
置かれていたものという事。
ポーズと共に黒い彫刻の美しさ、神々しい
までの美的さに、何時間でもこの前に立って
眺めていたい気にさせられます。
改めて今回日本にやってきたこの美しい
踊り子を見て「ウチの狭いベランダでも
いいから置きたい~」と、淡い夢を
抱いた次第です。