エイプリルまーまれーど

お客様に頂いた、庭木に生った無農薬夏みかんを使って、
マーマレード造りに萌えた連休始め。

多くのフルーツジャムの中で、マーマレードは本当に
手間がかかるのは、夏ミカンの場合、白い皮の部分に
強烈な苦みがあるため、それを丁寧に取り除くこと必須。

去年はそれを怠ったため、完成ならず。

今年はリベンジで、丁寧に丁寧に作業にトライ。

皮をむき、煮込んで裏の白い部分をそぎ落とし、細く
カットした後も、更に煮込んでは茹でこぼしを、ざっと
10回以上。

茹で汁が黄色く染まる間は苦みが出ているので、それが
透明近くになるまでひたすら茹でては水にさらし、
まるで雑巾の様に揉み洗いしては絞り、鍋へ…の繰り返し。

ようやく苦み成分が取れたところで、別にとっていた果肉
と共に、ギリギリの分量の砂糖と1時間かけて、ゆっくり
煮詰めてようやく完成。

夏みかん6個を使い、出来たのは1瓶半がやっと。

美味しさがギュッと詰まったモノになりました。

先週に造っていた苺のジャムと合わせ、爽やかな初夏の
香りのジャムをたっぷりと塗って食べる朝食を楽しんだ
4月最後の日です。