ガブリエル・シャネル展

~お知らせ~ 10、11日は定休となります。

東京丸の内の三菱第一号美術館で開催の
『ガブリエル・シャネル』展。

『ココ・シャネル』という表記では無い所が
ミソでしょうか。

考えてみれば、シャネルだけでのアーカイブス
展覧会というのは、今までにも本国では行われ
なかったかもしれません。

世に出るきっかけになったジャージー生地の
ドレスからシャネルの代名詞ともいえる黒い
シンプルなプティ・ローブ・ノワール。

数多の夜会用のドレスから現代のシャネル
スーツの他にも、キルティングを施した
マトラッセバッグ。

トウの部分のみ黒い革にしたベージュの靴。

そしてコスチュームジュエリーの先駆けとも
なったビジュー・ファンテージ達。

ディスプレイの様子は、下のyoutubeからも
分かりますが、いつも残念に思うのは、
これらの展示の場合、大抵はアクセサリーや
帽子、小物との同時飾りつけが無い事。

おそらく服を傷ませない為の配慮と、
服そのものを見て欲しいから故と推察しますが
ココシャネルが、かつて言った「アクセサリーを
身に付けないで済ます事が出来る女性はほんの
一握り…」という言葉もあるので、可能ならば
全てをトータルで身に着けたで在ろう姿を
見てみたいと切に思う店長です。

下のyoutube動画にシャネルが存命だった
時代のコレクション風景も出ていますが、
計算され、考え抜かれたシャネルスーツに
盛り込む様に着けられたアクセサリー、帽子や
スカーフ、バッグ等の小物など、トータルでの
美しさが彼女の魅せ方の本意でもあった事を
想います。

展覧会の入場は完全予約制。

いきなり突進されない様に!