オータムカラーの貝

~お知らせ~ PCR検査、陰性結果も無事届き、今日から
             神楽坂
の店舗は、通常通りの営業となります。

ナチュラルマテリアルという分野になるマザー・オブ・
パールを使ったヴィクトリアン時代の装身具の中、
一寸特殊な色合いのモノが画像のコレ。

今までピアスやブローチ、ブレスレット等、単品で入る
事はありましたが、セットはなかなか出逢えません。

少し紫がかった灰茶色の中、キャッアイの様に浮かぶ
シラー。

そのシラーも、まるで鉱物の様に虹色に輝いていると
いう複雑さ。

貝とはいうものの、二枚貝から削り出された物では無く
貝の分類の中、巻貝の蓋(operculum)と呼ばれる素材を
使っているという説あり。

いずれにしても、どの巻貝なのか、そしてその貝は今も
容易にみつかるのか、それとも絶滅したのか。

詳細は分からず。

このグルグル動くシラーの一つ一つが、目の様と評され、
邪眼(Evil Eye)を跳ね返す事に使われたとの記録もあり。

一体とことん、どこまで人間には魔除けの護符アイテムが
必要だったのか…。