多分マリッジ

分厚いシルバーに乗せられた金も、経年で少し
取れかかった、おそらくマリッジリングは
明後日更新の中の一つ。

サイズが15号以上と大き目なので、着けていた
のは、男性だったかもしれません。

表面には、手彫りでグルリと唐草の彫刻。

内側には、華麗な筆記体でイニシャルが。

常に着けているマリッジゆえ、本来なら傷が
付きまくりと思う品も多いのですが、大きな
傷も欠損も無く、1903年製作というホール
マークから、117年も経った今も、当時の華麗
さを感じさせ、硬いモノはせいぜいステッキ位。

働かずともなブルジョワもしくはジェントリー
地位の方が着けていたのかもしれません。