近所のフラワーショップに、今年もチューリップが
揃い始めました。
斑色や、フワフワの八重のタイプも好きですが、
やはりチューリップと言えば、細身のシルエット、
マットな1色カラーのタイプに惹かれます。
来週更新予定の新着の品の中から…シンプルな
細身のルビーレッドのチューリップの傍らに置いた
1930年頃のドイツ製と思われるメタル製ブレス
レット。
正確無比な、いかにもドイツらしい無駄のない造り。
アクセントの様にルビー色のロングバケットカット
のペーストの飾りバーが、ミニマムでも最大の
効果をあげて、3本の細いバーにセットされた、
ペーストの小さな白い輝きと対比させています。
そして全ての石が、全て爪で奇麗にセッティング
されている所も、この時代ならではの、丁寧な
仕事ぶりが見て取れます。
腕に着けると、豪華過ぎず、控えめ過ぎず。
ペーストの嵌るバーが細い為、腕肌を見せる為
俗に言う『抜け感』も十分。
計算され、考え抜かれたアール・デコの
デザイン性と共に春に向かい、少しだけ露出する
腕回りを美しく彩ります。