真珠ワザ

海外ニュースを見ていて、思わず手が止まった
英国アカデミー賞(BAFTA)の華やかな授賞式で
参加した多くの女優達のジュエリー使いの中、
特に際立っていたケイト・ブランシェット様の
パール使いに感動。

解説したニュースには4連パールネックレスと
ありましたが、良く画像を見ていないか、
男性が書いた記事なのか。

ケイト様のこのパールあしらいはとても複雑。

ややブラウンのロングパールを、まず2連に
短めになる様に着け、そして肝はスクエアの
クラスプのある2連パール。

1本は短め、そしてもう1本はかなり長めの
ネックレスを、長めの方は短めになる様に
2連に巻いて、本来なら首に巻く短い方を、
わざと肩の方にフワリと乗せているだけ。

丸い球はコロコロ動いて崩れてしまう事を
避けるために、おそらくはドレスの裏側
からピンで固定しているかと思われます。

引き算で、耳元は首元のややブラウンの
パールの一粒ピアスでミニマム&シンプル
仕上げ。

とてもオリジナリティ溢れるでシックな
装いに「参りました!」気分の店長。

余談ですが、ケイト様は、このドレスすらも
8年前に着用したものをお使いとかで、
アクセサリーのみを替えたのだとか。

サステナブルを意識しての事は勿論ですが、
その裏には、何年経っても体系が変わって
いない事も、さり気なくアピール。

女優魂あっぱれ!

オマケのオマケ…この日のレセプションでは、
やはり数年前に着用したドレスを、少しだけ
リメイクしたものを着用されて登場した、
ケイト様と同名のキャサリン妃も話題に。

2人の美しきケイト様に降参!…な感です。