ジュエリーからの贈り物

イギリス新国王の戴冠式が行われたからか
このところSNS上では、ティアラやダイヤ
モンドの数連ネックレス等、公式なハイ・
ジュエリーを装った、各国王族方々の
煌びやかなドレスアップ姿が見られます。

現実的ではない宝石群は、おそらく一生
縁が無いと思う事は、19世紀でも21世紀の
現代でも、一般人には同じこと。

その代わりに誕生したのが、画像の
シルバー&ペーストや、マルカジットを
使った『デザインだけはハイ・ジュエリー
並み』という品々。

本物を持つ階級には、旅行用や、盗難
防止目的もあり。

持たない方には、装う楽しみのみを目的に
造られた、20世紀になってやっと語られる
様になった『ファッションジュエリー』
というカテゴリーです。。

参考商品は当然王族や貴族方が装う宝石群
ですから、バランス良く、品良く、美しく
が主流で、素材はシルバー、ペーストと
呼ばれたクリスタルガラス、マルカジット
質ですが、造りと手間は本物同様、職人が
丁寧に仕上げています。

その丁寧さにはルーペでシゲシゲ拡大しても
お見事!の一言。

フェイクやイミテーションという一言で
片付けるには一寸勿体無い、飾り物です。