今年の幸運カラーがブルーというのが、本当か
どうかの真贋は別にして、当店的押し出しの
ブルーはコレ。
ブローチの方は、29世紀初頭のフランス、ブルー
瑪瑙を使った、使い易いプチサイズブローチで、
洒落た銀製の枠に添えられた極小マルカジットが
アクセント。
そしてもう一つは、ファンの多いロスレー社の
花束の様なイヤリング。
どちらもフランスでは、ゴロワーズ・ブルーと
呼ばれる色。
ゴロワーズは1910年に販売開始された、ジタンと
並ぶフランスを代表する黒たばこ。
昔々初めてフランスに行った頃、町中がこの
たばこの持つ独特の異臭に近い香りに満ちていて
「街が臭い…」と思ったものです。
この色を含む、パッケージデザインはマルセル・
ジャクノというグラフィックデザイナーさんの
手によるもの。
灰色がかった明るいブルーが評判良かったのか
装身具やインテリアにも、この時代の物には
よく見かけます。
この2点も、来週の更新にて。