シネマピース

ドラマや映画の中で登場する宝石に心ときめき、
気付いたら同様を入手していた…なんて事が
時々贈り物の様に訪れます。

アメリカの女流作家イーディス・ウォートン
原作のエイジ・オブ・イノセンスは、ダニエル・
デイ・ルイス主演の映画で初めて知り、時代
好きゆえに、封切り当時に劇場で観た映画。

登場する、若く美しい婚約者、ウィノナ・
ライダー演ずるメイがアーチェリー大会で
優勝、そのトロフィー替わりの品が、美しい
矢じりを象ったダイヤモンドのブローチ
でした。

映画ではそのシーンもきちんと描かれ、その
ブローチを誇らしげに胸に着ける美しく華奢な
物腰のレディ・メイが写されます。

たまたま矢じりのブローチを入手していた店長。

この映画をテレビで久々の再放送で見た時に
ドキッ!

確か似た様な品が…と、在庫を探し出し、
見比べてみると寸分たがわず、映像のモノと
同じ品。(笑)

どうやらシルバー&ペーストを使った同品が
映画ではダイヤモンドの様に扱われていた
事が解ります。

アメリカ、東海岸の上流階級を扱ったこの小説。

主役ダニエル・デイ・ルイスも、二人のヒロイン
ミシェル・ファイファー、ウィノナ・ライダーも
一番美しい頃の秀作で、そんな中で扱われた
小さな矢じりのブローチと同じ品を持つ機会に
恵まれ、一寸嬉しい店長です。