とても久々に納得のバタフライウィングに遭遇。
しかも遭遇率低いリング。
シルバー製の枠、細い淵には星の瞬きの様な
マルカジットをミニマムに配し、中央に
鮮やかなブルーを湛えた羽根が納められて
います。
出逢ったのが少し暗めの、夕刻近い時間だった
せいか、丁度空の色と重なって、胸がドキンと
ときめいた一瞬でした。
バタフライウィングは、ジュエリーとも、
コスチュームジュエリーとも言い切れない、
それで一つのジャンルとなる、不思議な存在。
でも人類が誕生、文明が生まれ、装身具という
意識が誕生した古代では、人は動物の歯や牙、
鳥の羽根等を使いを身に着け装ったワケです
から、装身具として愛される要素は相当古く
歴史があるもの。
絶滅の危惧から、こうして古いもののみに形を
遺すのみですが、眺めていると、引き込まれて
しまいそうです。
小さなアンティークショップの店頭に置かれた灯りもまた
夕暮れの中で美しい光を魅せていました。