氷のビーズ

面毎に細やかな格子柄の如く、切子細工の様に
複雑にカットしたビーズを連ねたネックレスは
おそらくフランス。

アール・デコ時代の装身具はジオメトリックで
いかにも「機械化は正確で美しいでしょ~?」な
趣きを感じます。

でもこの氷ビーズは、どうやらハンドカット。

マシーンカットVSハンドカット。

機械化が進み、取り残される感が強くなった職人
達が「自分たちの腕には、まだまだ機械に負けて
いない技術があるよ!」と戦いを、挑んだので
しょうか。

この時代の製品には、そうした挑む様な製品が
数多く存在します。