皆様がよく知る19世紀末からの芸術様式フランス、ベルギーで
呼ばれた『アールヌーボー』は、それぞれの国で名称様々。
スペインでは『モデルニスモ』、ドイツやオーストリアでは
『ユーゲントシュテール』…でイギリスは『アーツ&クラフト』
と呼ばれています。
画像はそんなアーツ&クラフト運動盛んな時代イギリスで、
ジュエリー作家として名をはせた、チャールズ・ホーナー
による銀製ドロップタイプのイヤリング。
クルンと丸めたつる草の様なラインの中、僅かにヌーボーの
後に始まる、スッキリしたアール・デコを感じさせるような
シンプルな装飾。
この小さなイヤリングの中に込められた、職人芸ともいえる
ハンドメイドならではのワザの美しさに浸れます。
ホーナーの製品のプチペンダントや小さなブローチが主たる
中で、実はイヤリングはかなりレア。
耳元で儚く揺れる、バランス、形の良いドロップシェイプの
イヤリングというのは、なかなかハードルの高い品。
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