画像はヴィクトリア時代の9金、シルバー、
アメジスト、ペーストを使ったイヤリング。
2色の金属を使い、留金は極初期のクリップ、
儚く上品にまとめられています。
このイヤリングが新品だった頃、時代は病疫
コレラが流行。
その後にはスペイン風邪が世界中で猛威。
長いウィルスと人間との付き合いが、歴史に
影を落とす欧州だからか、先週のイギリスで
あれ程の死者を出したにもかかわらず、街は
いつもと同じように活動を再開していました。
勿論、メインストリートにあったはずの
ブティック、レストラン撤退の形も多く、
寂しさは拭えませんが。
そのことで是非を言う立場ではありませんが
人間の持つ再生力に、一寸感動。
マイナスからプラスエネルギーへと変える
と言われるアメジスト。
この石も多くの歴史を見て感じてきたので
しょう。
この小さくもエレガントなイヤリングもまた
新着更新にて。