加工の心

自分に良く似合っているアクセサリーは、云わば
頼もしい親友に近い感覚でしょうか。

似合うから良く使い、愛着もひとしお。

でも運命は悲しいかな、出番が多い品だからこそ
落して紛失というサダメも確率的にあり得ます。

ご購入頂いて喜んで帰られ、使われている様子まで
ご報告を受けていたのに、突然別れの日が訪れ…。

折角気に入られてご購入を頂いたのに、何処かで
落として失くしたという報は、聞く度に胸に
ドスンと刃を付き立てられた様に感じ、慣れる
事はありません。

曰く「厄除け」「身代わり」なんて言葉は慰めに
ならず、心を素通りして、なぜキチンと確かめ
なかったのかとか、己を呪う事もあるのは
アクセサリーを使う方なら、一度は経験ある事と
思います。

コロナ流行以後、イヤリングにそうした事故が
多いのは、マスク故の事なのか、どうにも
やり切れせんが、もしも片方だけになって
しまった片割れを、どうか処分せず、出来れば
別の「何か」に変える事を提案しています。

形にもよりますが、ドロップタイプならペンダント、
ハットピンや小さなタイプならタイピンに。

チェーンタイプのブレスレットの先端に下げて
アクセントチャームに。

例え片方になっても、捨てられないのが女心。

どうぞ、リ・ボーンしてサステナブルに。

(このサービスは当店でお買い上げ頂いた品限定と
なります)