晩夏の週末。
日本有数の広大な土地を所有するという
某県の豪農の館の記念館へ。
友人曰く「あの屋敷はゼロ地場の上に
建っているから繁栄したのよ!」とか。
18世紀から延々今も続くというその家系。
広大な庭は一寸した大名屋敷並みの豪華さ。
中は半分美術館で、一寸アイテムはズレ
ますが、和骨董の焼物やら掛け軸やらで
ギッシリ。
美しく整えられた庭園は、気持ちよく
眺められる様に、広い縁側廊下付き。
日本は元々畳に座するのが習慣故、庭を
眺める時も座って見るのがルールという
話を聞いたことがある故、磨き上げられた
縁側廊下に座り込み、低い目線で庭を
眺める楽しさを久々に味わいました。
開けっ放しの広間を抜ける風は涼しく、
すっかり秋の気配。
「暖かいほうじ茶と、お漬物を食べながら
眺めたい~」と思わず呟いた晩夏の小旅行
でした。