風信子石と書いて「ひやしんすせき」と読ませ
ますが、まぁ当て字。
画像のブルージルコンの事をそう呼ぶのは、
いにしえのローマ時代に生きた博物家、歴史家
プリニウスが、ブルーカラーのジルコン石を
例え「ヒヤシンスの花の様」と言ったからとか。
時代を超えた遠い日本で、それを知って風信子石
という和名を付けたセンスに、感心します。
高い分散率、輝きを発揮するブルージルコン。
合成石「キュービックジルコニア」に名前が
近いからか、混同されるという悲劇(?)を
背負いましたが、アンティークには時折ドキリ
とさせられる美しいモノが存在します。
写真のイヤリングも惹き込まれそうなネオン
ブルーのジルコンカラーが見事。
三つ葉という可愛らしさも相まって、惹き付け
られる方が多いかも…です。