少し暗めの赤色は、日本独特の赤色の中で
「茜色」。
多くの赤色のバリエーションの中で、秋を
代表する色です。
20世紀初頭のチェコスロバキア製のガラス
製アクセサリーの中に、時折この色を
見かけるのは、欧州で開催された万博等で
日本文化が紹介されたからでしょうか?
クリスマスの赤とも違う、やや暗めの
シックな赤。
色に美意識を向けた日本の伝統文化は、
海を渡って、こうしたものにも影響を
及ぼしています。
背景に置いた、美しく咲き誇っている花は
やはり秋の代表花ダリア。
コクのある色の花を花屋の店頭で見かける
度に、いよいよ秋冬の始まりを感じます。