行きの飛行機で見ようと思っていたイギリス映画
『ダウントンアビー2』をたっぷり楽しんだからか、
頭の中は設定時代のアール・デコに洗脳されたかも
…な、この度の買い付けでの単純単細胞の店長。
その時代の物ばかり、目についてしまいました。
この時代、ドレスの裾丈はどんどん上がり、女性では
考えられなかったボーイッシュなショートカットが
登場。
そんな中でジュエリーの在り方も変わり、当時主流の
体のラインを見せず、締め付けない、ストンとした
縦ラインの服に、小さなビーズやチェーンを繋いだ
ロングのネックレス数本を着け、動きに合わせて
ユラユラ揺れる様子がそれはエレガントに見えた
ことと思います。
映画は字幕パターンと吹き替えパターンで放映される
かと思いますが、お馴染みのテレビシリーズで見て
いらした方には、吹き替え版の方がお勧め。
その分衣装や調度品、細かい映像内の拘りでの
ディテールが楽しめます。
映画はマギースミス演じる前伯爵夫人が、南仏別荘を元カレからプレゼントされるという、
荒唐無稽な話で始まり、ダウントンのオンボロ屋敷が映画の舞台に使われ、それに伴う
てんやわんや展開。相変わらず脚本のジュエリアンフェローズが上手く纏めています。