朝だけど午後

緯度の高い国イギリスは、秋以降は太陽が
真上に来る事は無い為、陽射しはいつも斜め
から差し込んで、しかも一寸弱々しいゆえに
午前中なのに、まるで夕刻の様なオレンジ色
に見える事があります。

下の写真も、時計台の時刻は、まだ午前9時
より前をさしていますが、まるで夕方の光の色
の様にも見える筈。

弱い太陽に斜めから照らされて、影は一日中
ずっと長く物に寄り添い、光の色が違うと、
物の見え方も当然違う筈。

どうりでイギリスで見る暖色系は、より濃く
鮮やかに。

光と色の関係のマジックを、秋たけなわの
イギリスで楽しんだ、買い付けでの風景です。