光と色の関係性

2点は来週更新予定のサフィレットブローチ。

撮影には苦労多々で、見た目の色がカメラの
レンズ越しでは立ち上がりません。

何処でどうしたらこの美しい色が醸し出され
るのか…。

試行錯誤して気付いたのが、かなり明るさを
落とす事。

それこそ、夕方黄昏時の光にまで暗くすると、
燃え上がるようなブルーが見え始め、煌めき
立ちます。

という事は、このガラスの最大の特徴である
遊色性が常時楽しめたという欧州は、よほど
日々の照明が暗かったという事??

一般家庭は蝋燭やオイルランプ、街灯はガス灯、
電灯が灯されるのは、白熱電球が1879年発明で、
一般に電灯が供給されるのは1890年頃。

サフィレットガラスが誕生する辺りと被る所が
あるようです。