便利な色なのに、いざアクセサリーで探すと
見つからない、もしくは出逢う確率が低い色に
ベージュとグレーカラーがあります。
歴史を辿ると、不思議なことにフランス語が
語源のベージュ（Beige)は、元はグレーカラー
をさす色名だったとか。
それから染色しない羊毛の色を言い、現代は
未加工未漂白の羊毛、生成り色を表すそう。
もっと漂白された白でもなく、やや落ち着いた
アイボリーでもない、肌の色そのままの
『ベージュ』という色の持つ面白さを、時々
実感します。
そして、とても便利な色なのに、アクセサリー
においては殆ど造られておらず、見る事は稀。
昨年末、遠い地の友人ディーラーから送られて
来た画像だけで確認、ようやく手元へと届いた
1960~70年代製、ベージュカラーの樹脂製の
連ネック。
ナチュラルな色のやさしさと共に、樹脂製
ならではの軽さも重宝しそうな予感です。
