今だけは私の箱

~お知らせ~ 23、24日は定休となります。

長く革工房に預けていたアンティークのジュエリー
ボックスが、リニューアルを終えてようやく手元に。

19世紀後半~20世紀初頭に造られたと思われるこの
ボックスは、総ヌメ革張り。

小さな鍵が付いたフロントには、覆う様な感じで
扉があり、ドアの様に開けると3段の小引き出しが
あり、それぞれフロントには筆記体で『Gold(金)
Silver(銀)Note(お札)』と彫られています。

箱を持ち下げる取っ手と、引き出しのハンドルは
凝ったハンドメイド。

高価なジュエリーを入れる為、引き出しの中まで
柔らかな革張で、一体何処のLadyの為に造られ
たのかと想像するのも楽しい、旅の為の携帯用と
思われるジュエリーボックス。

週明けには、以前紹介して出来上がりを待っている
お客様の所に向かうかもしれない故、手元に留まる
のは2泊のみ。

その僅かな所有の刻を楽しみ、慈しもうと思います。