訪れたイギリスのアンティーク店のガラスのキャビ
ネットに飾られていたグラスたち。
テーブル面に着く円形プレートから、ステムの部分が
ウィスキー色の、食後のデザートワインを飲む為の
グラスかと思われます。
液体が入るボウルの部分には、細やかな葡萄のエング
レーヴが彫られ、華やかさプラス。
アルコール分解酵素を持たず、お酒をたしなめない
店長は、アルコールの種類によってグラスを分ける
という認識が無いので、そうした世界がある事、
楽しむ方を見ていると、うらやましくなるばかり。
午後の光を受けて、キャビネットの中が輝き出し、
グラスにはなみなみ継がれたアルコールが、一瞬
見えた様な錯覚が。