連休後半、長野県に紅葉狩り。
初めて訪れた戸隠山のふもとにある、鏡池の風景に
感動。
池の周りの白樺は、冷え込むせいか、既に枝のみで
その後ろには、落葉も間近なベージュの山。そして
その後ろには、日本創世神話が残る戸隠の山々。
それらをすべて池の水に映して見る逆世界は、
ひたすらひたすら、美しいと思えました。
現実離れした風景の美しさに、一瞬身体から魂が
フワリと抜け出して池の上を飛びながら、さ迷って
いる様な感覚に。
現実に戻れたのは、訪れた周囲の人の感嘆の声と、
登山客が持つクマ除けの鈴の音、遥か上空を飛ぶ、
飛行機のエンジン音のお蔭かも。
この美しい画像を撮り、早速友人に送ったら「火曜
サスペンスドラマの犯人が追い詰められるラスト
シーンで使われる景色みたい！」…とか。
その言葉もまた、現実に戻るきっかけなり。
