ヤドリギやどる木

連休出掛けた長野、戸隠神社の奥社に続く見事な
杉並木の参道の木々に、まん丸の鳥の巣の様な
ヤドリギを沢山見かけました。

ヤドリギは、自身が動いて種を芽吹かせる事は
出来ないので、この地に暮らす鳥たちに実を
食べて貰い、消化されない程硬い種を運ばせて
糞と共に木の枝の中に落としてもらい、芽吹く
のだとか。

ゆえにか、ビックリするほど高い所に生えていて
本当に鳥の巣と間違えそう。

周りは落葉して、もはやツルツルの枝ばかりの
木々の間に茂る、鮮やかな緑の葉。

『永遠の生命』を見出した、昔の人々の考えが、
理解出来るような気がします。