ダイヤ、プラチナ、合成サファイア

18金にプラチナ、ダイヤモンド…王道の組み
合わせのブレスレット。

腕に着けると、手元でキラキラ眩く輝き放ち
ときめく気分が上がる逸品です。

でも、エンブレム型カットのサファイアの
部分だけは合成。

合成石…なかでも合成コランダム(ルビー、
サファイア)の歴史は古く、19世紀初頭
には生み出され、20世紀初頭に化学者
ベルヌーイによって量産に成功、一般の
流通が始まります。

出来た当時は合成を謳わなかった為、
混乱を生じて、コランダムの信頼が急落
したとか。

20世紀初頭のプラチナ枠を使った
宝石群に使われているサファイア、ルビー
にはその変形カット流行もあって、多くの
合成石を使用したジュエリーが生み
出されていて、これを『ニセモノ』と言い
切り捨ててしまうのは容易ですが、当時は
それも一つのファッションとみなされ、
受け入れられて行ったようです。