バランス感覚

装身具の装いを昔の絵画や写真で見ると
絶妙のバランスで着けられていることが
分かるものがあります。

バルビエの描く美しいソワレに包まれた
女性達も重ね着けをしても重た過ぎず、
かつエレガントに見せるマジック本能を
備えているかの様。

1点で華やかなモノより、一つ一つは
小さいモノを幾つか重ねて着ける方が、
華奢さが演出出来るという狙い。

装身具の装いの歴史が長い、西欧なら
ではの使い方。

元より、首が細く全体に華奢な体系の
方が多い日本人には、ぴったりです。