2019年3月に店で開催したサフィレット展。
多種の当時のオリジナル製品と共に、サンプル
カードが在った事、覚えておられる方もいらっ
しゃるかと思います。
そのサンプルカードの中、サフィレット共に
並んでいたフロストの乳白ガラス。
裏にはピンクベースのフォイルが張られている
製品が多いので、ボンヤリした桃色ベースの、
霧の様な光が楽しめます。
サンプルカードに、工房名、場所や国が特定
出来る明記は無かったので、これまたやはり
霧の中のドキュメントのままとなっています。
そろそろ秋の為の品物たちが到着する中で、
思いがけなく同窓生が届けられました。
もしかしたら、同じ手(職人)から誕生した
かもしれないこのガラスが、100年という時間
経過の後で再会して並ぶ面白さというのも、
古きものの味わい方の一つかもと思います。