選挙

秋晴れの下、明日は選挙。

100年前、女性には選挙権が与えられておらず、
諸先輩方は体を張って『選挙権を女性に与えよ!』
というスローガンのもとに戦い抜いて、ようやく
その権利を手に入れしました。

イギリスでは参政権を意味するSuffrageから
『Suffragetteサフラジェット』と呼ばれた女性達が
活躍した、参政権運動の長い長い歴史と主に、
ジェンダーレスへの道のりの一つです。

死者が出るほどの激しい運動をして手に入れた
権利も、100年経ったらすっかり忘れたかの様に、
現在の日本での投票率の悪さは、毎回ニュースに
なる程と、ちょっと残念。

画像は100年前のイギリスで造られた、サフラ
ジェットのジュエリー達。

GIVE=Green、VOTE=Violette、WOMAN=White
頭文字からなる宝石の色を並べて作る、言葉遊び
にもなるジュエリーまで登場したのは、やはり
女性の感性が成せるワザかと。

3色の宝石が、それぞれの色で主張を表し、でも
あくまでも優雅なる宝石で表現するという、
宝飾の歴史が長い西欧ならではこその主張の
伝え方に感心するばかり。

「投票したい人が居ないから選挙に行かない」
という方が居られますが、亡くなった店長の
母は「入れたい人が居ないなら、無記名でも
いいから入れて来なさい、それも一つの主張」
と語っていました。

その言葉をかみ砕いて、明日は早めに投票に
向かう予定です。