いぶし銀のイギリス

いつもなら、最終日は疲労と達成感と共にあるのですが、今回の
旅は最後の最後の大仕事、日本帰国に向けてのPCR検査が待って
いました。

飛行機搭乗の時間に余裕があって勇気のある人なら、帰国当日
チェックイン直前に受ける選択もあるでしょうが、万万万が一
にもコロナに感染していたら、帰国自体が叶わない為、用心
して前日に検査場に予約。

昼までにすべての要件を終わらせて検査へ。

検査自体はあっけなく終わり、結果が出る2時間は、お茶を飲み
つつ今回の旅の反省会+想いにふけりました。

コロナ感染が再拡大しようが…
Brexitで物流が止まっていようが…
EUという陸地を離れ、イギリスは海原を漂う、舵を無くした
船のようにも思えました。

おそらくこのまま感染が増えれば、年末には再度のロックダウン
という事も考えていると言う現地の友人知人も多く、でも去年
とは違い、今は少しは戦い方が判ってきた老兵の様にも感じます。

この難事、どうにか乗り切って貰いたい!

気持ちの中では、イギリスの色はいつもいぶし銀。

そんなことを考えつつ、今回の短い買い付けは終わりの時を
迎えます。

コロナの検査結果は、メデタクも陰性ですが、日本のルールに
従い、帰国後最低10日間の自粛生活に入ります。