汗と埃のマザー

無事に帰着しております。

出掛ける前に引き起こした、脊椎炎症のせいで
直前までキャンセルしようかと悩みましたが、
ゴッドハンズのお陰で何事も無かったように
治まり、無事にいつもと同様サクサク仕事が
叶った今回の旅。

つくづく、多くの人に迷惑、お世話になりつつ
生かされている事に幸せを感じます。

イギリスは、1世紀を生き抜く女王の華やかな
祭典はお祭りとして楽しんだものの、迫る
光熱費の異常な高騰と物価高への恐怖に、
まるで遠くに見える津波が、いつ自分たちの
ところに到達するかを、見極めている様にも
見えました。

ウクライナ問題も含め、欧州それぞれ、世界の
歴史の転換点を見つめた気分の旅。

対局に期間中、店長を護ってくれたのは、
画像のマザー・オブ・パールのビーズネック
レス達。

ハンドカットされた棗型、ティアドロップ型の
小さなビーズが、既に夏の日差しで急上昇する
気温の下、ひんやりと首回りを冷やしてくれて
いました。

新たな品を入れるか辞めるか、迷う時には、
思わずこのビーズを手で弄びながら考える事が
多かった様で、おそらくそれまでこれを所有
した先人達と同様に、ますます貝の古びさ、
味付け具合に拍車を掛けたかもしれません。

そして最後の最後、この母貝に因む、美しい
エドワーディアンのペンダントとの邂逅が
在った事も、この旅を彩る素敵な記念に
なった事も付け加えましょう(後日公開)。

ブログ、インスタグラム…半分寝ぼけながら
書いた買い付け下のワケワカランを、時間を
割いてお読みくださった貴方、ありがとう
ございました。

明日土曜日神楽坂の店舗は、通常通りの
営業となります。