リング・サークル・リース

シンプルな丸の形の装身具。

勿論リングは指の形に合わせてあるため輪の形は
理解できます。

でも遥か太古の、例えばイギリスの大地に造られた
環状列石(ストーンヘッジ)も円形状。

人類は、元々天空の太陽や月の動き、星の動きの
中に見た円運動から、この丸い形を思い付き、石を
並べて円を描いた様に、あらゆる神羅万象を描く
シンボルとしての形状が、丸の形になり、それが
消化されてこうした円形の装身具にもなった事と
思われます。

終わりのない結ばれた形は、魔除けも意味するため
花で造るリースをクリスマスに玄関のドアに飾る
のも、魔が家に入り込まない様なオマジナイ。

ダイヤモンドがズラリと並ぶエタニティリングは、
サイズ直し不可の造りゆえに、ある意味贅沢な品。

真ん中のゴールドタイプは、ダイヤモンドがセット
された細い部分だけ18金のリングの中央で、
まるでチベット密教で使われる、クルクルと回る
マニ車の様な、一寸ユニークな構造で、クルリと
回転する感じが面白く、ついつい手元で触って
しまいそう。

シルバー&ペーストの、これ以上シンプルに造り
ようの無いレースピンは、ペースト以外の唯一の
装飾が、両淵に描かれた、ミル打ちのみという潔さ。

シンプルだけれど力強い円形達は、身に着ける事で
自分と外に潜む間に結界を結んでいるのかも。

何気なく着けている日常ですが、実は真実を知ると
使っているのがもっと楽しくなる、ジュエルの意味
です。