20年と再会と

20年近く前に販売したネックレス&ピアスが要修理で
お里帰り。

丁寧にご愛用頂いても、やはり刻の経過と共に、経年
変化することは万物の共通で、しかもアンティークや
ヴィンテージの品であれば、尚更の事。

…ゆえに修理部門出身の店長は、あらゆるパーツを
取り揃えつつ試行錯誤。

痛んで錆びたパーツを外し、現行のチェーンに交換。

間にリンクしている30個の極小ワカンを交換。
小さくアクセントで入るラインストーンを交換、etc…

誤差で生じる長さ違いの分、余るパーツを外してピアスに足して、一寸だけ変更も。

アフター加減はいかがなもの??

生き返って、再び首元を飾る最上の品の一つへと、気分も含めてアップグレードして頂けたら本望。

一つを長く続けるということの醍醐味を、こうして修理に携わる毎に味わいますが、それは未来へと繋がるサプリメントを飲み込む感覚と似ている様な気がします。

…ということで、M様出来上がっております。