コスチュームジュエリー

現在東京汐留、パナソニックミュージアムで開催の
コスチュームジュエリー展。

いつもふと気づくと、開催期間が終わっていた…
何て事の多いオマヌケ店長ですから、これは早めに
日曜日に向かいました。

朝二番位で入場して、入り口には殆ど人が居らずで
「これは貸し切り鑑賞か⁉」と思ったら、中は
アクセサリー大好き女子で溢れていました。

コスチュームジュエリーという概念をもたらした
19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍したクチュ
リエ、ポール・ポワレから始まり、ココ・シャネル、
スキャパレリ、ディオール等のサインピースを
製造工房別に展示紹介は圧巻。(ジャンヌ・
ランヴァンが無かったのは残念)

他にシス、セママ、リナ・バレッティ、リン・
ヴォートランなど、一寸マイナーなフランスの
ブランドも網羅。

そこからアメリカに移り、ミリアム・ハスケルを
始めとするアメリカ勢、イタリア出身のコッポラ
・エ・トッポなど、廉価な素材だからこそ、
ファンタジー豊かな造形が可能になるという
ロジック。

目を楽しませてくれる品、思わず着けてみたいと
思う品400点が、余すところなく紹介。

造形は勿論ですが、当時のビーズの多種多様さに
目を見張る思いが。

アイディアは勿論ですが、素材があってこそ
初めて成り立つ世界でもあると考えさせられた
展覧会。

贅沢を言わせてもらえるなら、そうした品を
当時はどう装ったのか、オートクチュールの
ドレスと共にマネキンに飾られている姿が見た
かったかも。

開催は12月17日迄で、おそらく最終に向かい、
これから徐々に混むことが予想されます。

鑑賞ご希望の方はお早目に!