Seed Pearl Tale

意外に憧れる方の多い、19世紀の
シードパールチョーカーネックレス。

シード(種)呼ばれるだけある、直径
1.5mmという極小粒の天然真珠に、一体
当時はどんな方法で穴を開けたのか…。

そしてそれをどんな方法で、糸を通した
のか。

店頭に出す前に、やはり糸替えはしない
と不安…という事で挑戦した、今回
仕入れの3連シードパール、チョーカー
ネックレス。

撚れや癖が付くテグスは使いたくない為
一番細い番手の糸を用意し、メガネには
更に拡大倍率の高いルーペを挟んで、
丹念に丹念に、通して行く一日一本の
手間仕事。

結局、一週間かけて三本を通し上げ、
最後の最後クラスプに括りつける時に、
あろう事か間違えて、二本を挟みで
チョッキン!

1週間の努力が無に帰し、悲鳴を上げて
暫しウナダレ状態。

「これも修行か罰ゲーム!!」と呟き、
お尻叩いて再挑戦。

用心してまとめ上げ、ようやく最後まで
仕上げる事が出来ました。

9金にペーストのクラスプも眩いこれは
当時、おそらく若いレディが着けた品と
思われます。

首回り限定35.5cm以下の方限定なり!