Antiques

秋晴れの下、明日は選挙。 100年前、女性には選挙権が与えられておらず、 諸先輩方は体を張って『選挙権を女性に与えよ！』 というスローガンのもとに戦い抜いて、ようやく その権利を手に入れしました。 イギリスでは参政権を意…

小指の為のリングはとにかく座高が低いこと、 邪魔にならないことがルール。 指にピタリと沿うように、薄く作られながらも サイド部分に装飾があることが決め手で しょうか。 店長も普段小指にリングを着ける習慣がある為 ついつい…

暑がりで寒がりな店長は、この時期の昼夜の 温度変化には、巻物で対応がルール。 そこには必ずアクセントで、小さなブローチが あると重宝します。 キューピッドの矢がモチーフの、シルバー＆ ペーストブローチ。 トップの矢じりが…

紙から電子に、ここ何年かで最も変わったのが 本の在り方かもしれません。 そんな中で、美術書と呼ばれる分野だけは、 オトナシクも伸びやかな売り上げを伸ばして いる様子。 先日出掛けた大手町、丸善本店の洋書売り場で 出逢った…

端正な横顔を持つ美女は、典型的なイギリス婦人。 アングロサクソン独特の、白い肌、長身、細いうなじ、小さく 高すぎない鼻、金髪の巻き毛。 結い上げた髪に似合うのは、やはりドロップタイプのもの。 この肖像画が描かれた頃の宝石…

愛こそ全てというけれど、これを見える化 するのは困難なこと。 でも、こんな小さなハートのトリロジーなら？ プラチナ台にチカチカと、イリュージョンセット されたダイヤモンドが輝いて、想いが形になって いる様です。 &nbs…

皆様がよく知る19世紀末からの芸術様式フランス、ベルギーで 呼ばれた『アールヌーボー』は、それぞれの国で名称様々。 スペインでは『モデルニスモ』、ドイツやオーストリアでは 『ユーゲントシュテール』…でイギリスは『アーツ＆…

甘甘のリボンとハートシェイプのアメジストの 銀のペンダントは、珍しくホールマークが しっかり入る品。 二色のアメジストのあしらいが、ニクイ演出。 調べたら120年も前の物。 まだまだ女性達はロングドレスを纏い、 移動は馬…

秋らしい暖かい黄昏前の最後の日差しが 部屋に届くと、あっという間に世界は セピア色。 遅れて届いた荷物に納められていた、 小さなペンダントは、1853年イギリス バーミンガム製の刻印のある、9金製の スズラン、もしくはブ…

昔のハートチャームは、程良いふっくら感が魅力。 ハートや月、星、リボン等、定型シェイプがある　 ものは、簡単な様に見えて、実は難しいもの。 小さなペーストがパヴェセットされたこれも、 ふくよかなシェイプが魅力的。 台風は…